2006年08月21日

コンビニの再定義 〜 セブン銀行の事例をみて思うこと

「コンビニって何?」と聞かれたら、なんて答えるだろうか。

10年前であれば、「おにぎりとか、飲み物とか、お菓子とかを買うところ」と、
現在は、さらに「お金をおろすところ」が加わるかもしれない。
果たして、10年後は??


・セブン銀行は、ソニー銀行と提携し、ソニー銀行のキャッシュカードが、セブン銀行のATMで利用できるようになると発表

・単純に考えれば、セブン銀行は得策ではない気がする。なぜなら、せっかく構築したATMネットワーク網を開放することで自らのビジネスチャンスを失ってしまうから

・ところが、セブン銀行は、数多くの銀行など他企業とATM利用提携を実施

・セブン銀行は日本の金融機関の中でもATMの設置台数が多い(全国30都道府県に1万1,500台以上。都市銀行合計の40%、農協ネットワークや第二地銀の全てを合計したのとほぼ同じ数)

・セブン銀行は、融資など従来型の銀行業務ではなく、ATMサービス、預金関連サービス、代理店業務に特化。の収益源は、各種サービスの代行手数料。圧倒的なノウハウを有する他金融機関と従来型の銀行業務よりも、ネットワークを有効活用したほうが効率よく収益を拡大できると判断したため


銀行からの脱却を意味するセブン銀行の最近の動き
http://www.gci-klug.jp/klugview/06/08/11/post_5272.php




上記の銀行の事例では、彼らは、銀行と対峙することを目的にはしていない。
彼らが持つ最大の強みであるチャネルネットワークを利用して、
銀行の一部業務、しかも銀行は別においしいとは思っていなかったような業務を
うまいこと自分たちのものにし、収益源にすることに成功している。


とすると、彼らの対象は、「銀行」というサービスに限らないのでは?
全てのサービス業、小売業の、どうでもいいと思っているような業務が、
今後、コンビニにもっていかれるかもしれない。

そのとき、コンビニは、もはや我々が今想像しているコンビニではなく、
「チャネル屋(消費者と企業を結ぶ窓口屋さん)」のことを
コンビニと呼ぶようになっているかもしれない。



posted by すぱいしぃ at 23:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 思ふこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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